夢のまた夢 じゅうなな [その1]
アホなカップルということで
やっぱ④迷子中~にします!
☆
「よかった~」
私をギリギリと締め上げながら
勝手に安堵の声を出す元彼に
だんだん腹立ってきた
「よかった~、じゃねーよ
とにかく、離せ!」
上半身はちっとも動かないため
私は彼の腕の中で
足だけバタつかせた
「だって・・・だって・・・・・」
可愛い声でぐずるなよ・・・
なんだ、この無駄な女子力
いつだってそうだったよ
私の方が男らしかったよ
って、なんでだよ!
・・・いらぬことを思い出してしまった
「いったいどうしたの?
どうしてここにいるの?」
たぶん、聞かなくても分かるけど・・・
「ううう~迷子になっちゃって~~」
やっぱりな
昔っからそうだもんね
「あ、そ、じゃあ頑張って」
あ~あほらし
「えええ!何を?何を頑張るの??」
自分の胸に手を当ててみたらどうだろう?
「一人で無事に生還することを祈ってるよ
あたしゃ、帰るから、じゃあね?」
「なんで~!助けてよ~~!!
ひとでなし~~~!!!」
随分、楽しんでるじゃないか
本当に困ってるのか?
「昔っからそうだよね?
いっつも僕に冷たかったもんね?
そんなにキライ?僕、何かした?
こんなに困ってるのに見棄てるなんて
バカ~鬼~~ひとでなし~~~」
ぎゃあぎゃあ言いながら
私をホールドする腕に力を込める
痛いっつの
・・・なんなんだよ
☆
さて、この面倒くさい元彼
どうしてやりましょう
①本当に見棄てる
②拾って帰る
③売り渡す
・・・最低な選択肢のオンパレードですね~(笑)
やっぱ④迷子中~にします!
☆
「よかった~」
私をギリギリと締め上げながら
勝手に安堵の声を出す元彼に
だんだん腹立ってきた
「よかった~、じゃねーよ
とにかく、離せ!」
上半身はちっとも動かないため
私は彼の腕の中で
足だけバタつかせた
「だって・・・だって・・・・・」
可愛い声でぐずるなよ・・・
なんだ、この無駄な女子力
いつだってそうだったよ
私の方が男らしかったよ
って、なんでだよ!
・・・いらぬことを思い出してしまった
「いったいどうしたの?
どうしてここにいるの?」
たぶん、聞かなくても分かるけど・・・
「ううう~迷子になっちゃって~~」
やっぱりな
昔っからそうだもんね
「あ、そ、じゃあ頑張って」
あ~あほらし
「えええ!何を?何を頑張るの??」
自分の胸に手を当ててみたらどうだろう?
「一人で無事に生還することを祈ってるよ
あたしゃ、帰るから、じゃあね?」
「なんで~!助けてよ~~!!
ひとでなし~~~!!!」
随分、楽しんでるじゃないか
本当に困ってるのか?
「昔っからそうだよね?
いっつも僕に冷たかったもんね?
そんなにキライ?僕、何かした?
こんなに困ってるのに見棄てるなんて
バカ~鬼~~ひとでなし~~~」
ぎゃあぎゃあ言いながら
私をホールドする腕に力を込める
痛いっつの
・・・なんなんだよ
☆
さて、この面倒くさい元彼
どうしてやりましょう
①本当に見棄てる
②拾って帰る
③売り渡す
・・・最低な選択肢のオンパレードですね~(笑)
2016-07-23 22:00
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