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ストレスで死にそうな人に「落ち着け」と言ってはいけない [miscellaneous notes]

なんて言ってあげたらいいのかわかりません・・・



ストレスで死にそうな人に「落ち着け」と言ってはいけない


Inc.:最近、本当にストレスを感じた時に、誰かに「落ち着きなよ」と言われた時のことを思い出してください。どう感じましたか?

もし腹が立ったのなら、それは自然なことなのです。Sue Shellenbarger氏が寄稿した『WallStreetJournal』の記事にいくつかの逸話が紹介されています。

Shellenbarger氏は、「落ち着け」と言われて嫌な気持ちになるのは決しておかしくないそうです。生物学的に不可能だからこそイライラするのだ、と。

「身体が、多大なストレスに反応している時、リラックスした状態に戻るには20~60分ほどかかります」とShellenbarger氏は説明し、「その他の研究では、感情を隠したり封印したりしようとする、いわゆる『感情の抑圧』は、一般的に逆効果を引き起こすという結果も出ています」。


〇教訓よりも共感

同僚を落ち着かせることが親切心だと誤解しているリーダーは知っておくべきなのですが、さらに便利なのは、同僚が怒り狂い始めていると気づいたときに何をするべきかというShellenbarger氏の提案です。

彼女のアドバイスは、シンプルです。つまり、他人の感情を認め、変えようとはしない、ということです。「誰かがストレスを感じている時、落ち着く手助けをしたければ、その人の感情をまず認めるのです、こんな風に言ってみてください。「今日はとにかくツイてない日みたいだね』。キャリアコーチのNancy Ancowitz氏は、Shellenbarger氏に提案しています。「何があったのか教えてください」というような、さらなる自由回答式の質問をすることで共感を示すこともできます。提案をしようとしているのなら、具体的で役に立つものにしましょう、たとえば「ちょっとコーヒーでも一杯飲もうよ」といったような。


〇ストレスと戦うのではなく、捉え直す

Shellenbarger氏の記事は、ストレスを抱えている人をどのように手助けすれば良いかという点のみに焦点を当てているとはいえ、自分自身がストレスを抱えている時にも簡単に適用できるものばかりです。たとえば米ハーバード大学の研究では、自分のストレス反応に抵抗しようとすることは完全に効果がないと示されているのです。

Shellenbarger氏が上司に、他人のストレスを何とか抑制しようとするよりも、認めてあげたほうがいいと主張するのとちょうど同じように、ハーバード大学の研究者、Alison Wood Brooks氏は、大きなプレゼンや大きなチャレンジの前に緊張を感じている人に、それに抵抗しようとするのではなく、受け入れなさい、とアドバイスしています。そして、わずかに考え方を変えるのです。

緊張しすぎて、いいパフォーマンスができないのではないか、と心配する代わりに自分自身に、良いチャンスに恵まれて、ワクワクしているだけなのだ、と言い聞かせるのです。ストレスに対する身体的な反応と、興奮に対する反応は似ています、とWood Brooks氏は指摘しています。だから、こういった反応の再定義は、抵抗よりも、生理学的に効果を発揮するのです。

そう簡単にうまくいかないだろう、と思われるかもしれませんが、スタンフォード大学の健康心理学者、Kelly McGonigal氏の有名なTEDスピーチ「ストレスと友達になる方法」でも、ストレスを抑圧するよりも再定義することがプレッシャーと上手く付き合うのに精神的にも身体的にも最適な方法だ、と紹介されています。

ですから、次に体が緊張してきたのを感じたとき、「落ち着け落ち着け」と体に言うのはやめましょう。意味がありませんから。その代わりに、その身体的な反応は自然で、困難に対する準備として全く有害なものではないのですから、受け入れるように努めるのです。同僚が気が狂いそうになっている時、ストレスで倒れそうになっているのを見たときには、決して、もう二度と、落ち着けなどとは言ってはいけませんよ。


参照音;http://www.lifehacker.jp/2016/10/161008stress_calm_down.html



今ある状況を受け止める・・・

何気にこれが一番難しいですけどね(笑)

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